<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<feed xml:lang="ja" xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:thr="http://purl.org/syndication/thread/1.0">
  <title type="text">ヤスオーのシネマ坊主</title>
  <subtitle type="html">あるお方の『シネマ坊主』のパクリです。</subtitle>
  <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/atom"/>
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/"/>
  <updated>2006-10-14T13:51:36+09:00</updated>
  <author><name>ヤスオー</name></author>
  <generator uri="//www.ninja.co.jp/blog/" version="0.9">忍者ブログ</generator>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" />
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/99</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%95/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC" />
    <published>2007-05-28T16:03:20+09:00</published> 
    <updated>2007-05-28T16:03:20+09:00</updated> 
    <category term="★５" label="★５" />
    <title>オープン・ウォーター</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><strong><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">オープン・ウォーター<br />
</font><br />
</font></strong></font></p>
<p><font face="Arial" size="4"><strong>海の真ん中にいる臨場感は楽しめるが、それだけの映画<br />
</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r162048723L.jpg"><img alt="r162048723L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1197183833/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★★★★☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;<font face="Arial">監督／クリス・ケンティス</font></font></p>
<p><font face="Arial" size="2">&nbsp;出演／ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス、<br />
　　　　　ソウル・スタイン<br />
<br />
</font></p>
<p><font face="Arial" size="2">&nbsp;（２００４年・米）</font></p>
<p><font size="2"><font face="Arial"><font face="Arial">　</font></font><font face="Arial">スーザンとダニエルの夫婦は、カリブ海に旅行に行きます。そこで二人はツアーのボートに乗り沖合いに出て、他のツアー客と一緒にスキューバダイビングを楽しみます。しかし、ツアーのガイドのミスにより、ボートは二人を残したまま帰ってしまい、二人は海に取り残されます。<br />
<br />
　この映画は汚いですね。実話を基にしていて、こんなストーリーだったら、最後夫婦がどうなったのかが気になって気になって仕方ないですよ。僕は基本的にはパニック映画のような類はあまり好きじゃないですし、この映画も実話じゃなかったら絶対に見てなかったですから。だからこの映画がそれなりに話題になったのはあくまでアイデアが良かったからであって、映画として面白いからではないと思いますね。<br />
<br />
　だって基本的には最初っから最後まで海にぷかぷか浮かぶ二人をただ映しているだけで、ラスト以外はこれといった出来事もなく、ストーリーなんてあってないようなもんですしね。見せ場が次々にあるといかにも映画っぽくなってうそ臭くなるから、あえてそうしたのかもしれませんが。<br />
<br />
　しかしまるでダメな映画というわけでもなく、この映画は怖さを伝えるという点では成功しています。主人公の夫婦の会話を聞いていると、初めはのん気な感じですが、だんだんとあせり出し、最後には疲れてあまりしゃべらなくなるので、自分達の置かれている状況が絶望的であることを理解していくまでの人間心理がじわじわと伝わってきます。実際はクラゲに刺されたりとかくだらないことしか起きてないのに、恐怖感がこちらに伝わってくるところが素晴らしいです。<br />
<br />
　映像も、海を延々と映しているだけの映像とはいえ、撮り方がうまいですね。水面ぎりぎりから撮ったような映像が多いので、見てる自分の体も海に浮かんでいるようなふわふわした感じになりますから。なかなか臨場感があります。<br />
<br />
　ですが、悪い言い方をすればそれだけの映画です。海に置き去りにされるというシチュエーションを味わえるという、遊園地のアトラクションのようなその時楽しむためだけのものです。本当に遊園地のアトラクションにすればいいのであって、別に映画として後世に残す必要はないと思います。人の生き方や思想に何の影響も及ぼさない映画です。マリンスポーツをしている人ならちょっとは考えることもあるかも知れませんが、僕は１回たりともしたことないし全然興味もないですからね。<br />
<br />
　僕がこのブログに載せている映画の中では、見終わった後の感じとしては、「ファイナル・ディスティネーション」に似ています。見てるときはそれなりに面白いんですけど、ただ面白いだけでどうも作品としては軽さを感じてしまいます。しかし、★３をつけたあっちの作品よりは、この映画の方が監督の現実感、臨場感を出すためのこだわりのようなものを感じるので、まだマシですね。最後の方に登場するサメもリアルで怖かったですし。点数は★５とします。<br />
<br />
　嫁はん役の人がもうちょっとキレイだったら★が１個上がったんですけどね。脱いでましたし。名もない女優を使うというところはもちろんいいですし、多少ブスなのも素人のカップルっぽくていいんですけど、やっぱりもうちょっと可愛い方が感情移入しやすいです。あくまで男としての意見ですが。<br />
<br />
<br />
<hr />
<br />
<br />
＜オープン・ウォーター　解説＞<br />
<br />
　限定公開ながら全米で大ヒットしたインデペンデント映画。実際に海で起こった惨事を、CGや特殊技術を一切使わずに映像化。主演俳優たちも本物の鮫のうごめく海の中で芝居をしている。監督は『グラインド』のクリス・ケンティス、製作と撮影を担当しているローラ・ラウとは夫婦である。リアルな恐怖に最後まで目が離せない。</font></font></p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/98</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%95/%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B1%E3%83%87%E3%82%B1%E3%83%87%E3%82%B1" />
    <published>2007-05-27T18:42:09+09:00</published> 
    <updated>2007-05-27T18:42:09+09:00</updated> 
    <category term="★５" label="★５" />
    <title>青春デンデケデケデケ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<strong><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff" size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #c0c0c0">青春デンデケデケデケ</font><br />
</font></strong>
<p><font size="4"><strong>青春の王道を描くことにこだわったからこそ成功した映画</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r080664321L.jpg"><img alt="r080664321L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1194514973/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★★★★☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／大林宣彦</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;出演／林泰文、柴山智加、岸部一徳<br />
</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;（１９９２年・日）</font></p>
<p><font size="2">　<br />
　１９６５年の香川県の観音寺市でバンドを組んだ高校生４人の青春を描いた話です。４人は夏休みにアルバイトでお金を稼ぎ楽器を購入、バンド名を「ロッキング・ホースメン」とします。河原での合宿を行い、学内での活動も認められ、スナックの開店記念パーティで念願のデビューを果たします。<br />
<br />
&nbsp; &nbsp;この映画は嫁はんは大絶賛していましたし、世間の評価も悪くはなさそうです。しかし僕は冒頭の主人公の「ロック、ロック、ロック・・・」というナレーションを聞いただけで、この映画のノリは自分には合わないなと感じました。途中で何回か主人公がカメラ目線で映画を見てる人たちに話しかけるシーンがあるのですが、こういう演出も全然好きじゃないですし。<br />
<br />
　しかし、そういうノリは好きじゃないですが、決して悪い映画ではないと思いました。嫁はともかく世間の目は確かです。尺が２時間以上とかなり長いんですが、退屈せずに見れたのがその証拠です。それどころかこの映画ならもうちょっと見続けていても苦じゃないなあとまで思いましたからね。非常に居心地のよい空気を醸し出している映画だと思います。<br />
<br />
　徹底的に現実感がないところがいいんでしょうね。この映画の主人公達ほどのん気な若者に僕は出会ったことがありませんし、周りの大人達もみんないい人すぎます。いくら田舎とはいえこんなのどかでいい人ばかりの町はどこにもないでしょう。しかし、この映画はこれでいいのかなとも思います。青春の王道をとことん愚直に描いたので、うそ臭さよりも爽やかさが勝りましたね。<br />
<br />
　僕が監督なら、はじめの１時間はこういう感じに徹底的に爽やかに描いて、あとは大人になって落ちぶれた主人公達を１時間半撮りますね。経済的には１人ぐらいは成功させますが、そいつはかなり性格が悪くなっていて、他の奴らは夢はあるが経済的には貧しい設定がいいでしょう。そして大人になった４人の人間関係のギクシャクを描きます。まあ、そういう展開にしなかったからこそ、この映画は良かったんでしょう。<br />
<br />
　ただ、僕は自分が中高一貫の進学校に通い、バイトも禁止で、文化祭もなく、男子校で学校に女の子もいず、まさに灰色の青春を送ったので、やはりこういう爽やかな青春映画よりも「リリィ・シュシュのすべて」のような作品を好きになってしまいます。いくら面白い映画でも登場人物に感情移入できないというのは辛いですね。この映画の主人公達には、「お前らは親も教師も理解があって好きなことができてええのう。」という妬みの感情しか持てませんから。<br />
　<br />
　だから点数は★５としときましょう。出来は悪くはないし面白いけど好きにはなれないので、非常に中途半端な点数になりました。<br />
　<br />
　大森嘉之演じる寺の坊主のキャラは良かったですね。この映画に出るすべての登場人物の中で、こいつだけはちょっと好きです。演じる大森嘉之も良かったと思います。<br />
</font><font size="2"><br />
<br />
<hr />
<br />
<br />
＜青春デンデケデケデケ　解説＞<br />
<br />
　1960年代中頃の四国の田舎町を舞台に、ベンチャーズに憧れ、ロックバンドに情熱を燃やす高校生たちの姿を軽妙でノスタルジックに描いた青春ドラマ。直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説を、「転校生」「さびしんぼう」の大林宣彦監督が映画化。1965年の春休み。四国・香川県の観音寺市。高校入学を目前に控えた藤原竹良は、昼寝中にラジオから流れてきたベンチャーズの「パイプライン」に衝撃を受け、高校に入るや仲間を集めてロックバンドを結成する&hellip;&hellip;。</font></p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/97</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%91/%E5%8D%83%E5%B9%B4%E5%A5%B3%E5%84%AA" />
    <published>2007-05-26T19:29:00+09:00</published> 
    <updated>2007-05-26T19:29:00+09:00</updated> 
    <category term="★１" label="★１" />
    <title>千年女優</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><strong><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff"><font style="BACKGROUND-COLOR: #cc99ff">千年女優</font><br />
</font></font></strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>千代子に魅力を感じない僕にはまったく面白くなかった</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r081723070L.jpg"><img alt="r081723070L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1192617039/" /></a>&nbsp;</font></strong>★☆☆☆☆☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／今敏</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;声の出演／折笠富美子、小山茉美、荘司美代子<br />
</font></p>
<p><font size="2">　（２００１年・日）<br />
<br />
　<br />
　映像制作会社の社長・立花は、かつての大女優藤原千代子に取材をし、彼女の人生を題材とした番組を作ることになりました。彼はさっそく千代子にインタビューをしますが、彼女の話は、初恋の人を時空を飛び超えて追いかける壮大なものでした。<br />
<br />
　この映画は基本的にインタビューに答える千代子の回想シーンが延々と続くんですが、その回想シーンは千代子の頭の中だけの世界でなく、熱烈な千代子ファンでありその結果彼女の幻想世界に迷い込んでいってしまう立花の頭の中の世界でもあります。おまけにこの回想シーンは彼らの記憶の中の映画のシーンともリンクしており、非常にややこしい構成の映画です。<br />
<br />
　場面展開がめまぐるしいのもあり、ストーリーについていくのがとても疲れましたね。僕は「東京ゴッドファーザーズ」を見て今敏監督に興味を持ち、今回この映画を見たのですが、そういう人は僕と同じく痛い目に遭うと思います。あっちはごく普通にストーリーが流れていく単純な映画で、この映画とは全然違いますから。<br />
<br />
　そしてラストの千代子のセリフはこっちの疲れをさらに増幅させるとんでもないものです。「あの人を追いかけている私が好き」って、彼女は女優だからそれまでの自分の人生をこの一言で済ますのも分からんでもないんですけど、それまでこいつの恋愛話をストーリーを把握するのに四苦八苦しながら延々と見させられたこっちとしては、このセリフはあまりにもあっけなさすぎるでしょう。<br />
<br />
　いや、悪い映画ではないような気はしますよ。世界の映画祭で高い評価を受け、ドリームワークスによって世界配給されるぐらいの映画ですから。かなり斬新なストーリーですし、人マネじゃない新しい感覚を持った監督だなと思います。しかし僕はこの映画は好きになれないですね。<br />
<br />
　たぶん、主人公の千代子が好きじゃないからだと思うんですけどね。こいつを好きになることが、この映画を好きになるための必要条件ですよ。僕はテレビでオバハンになった昔のアイドルとかを見ると、「いつまで芸能界に固執しとんねん。老いさらばえて若い頃の美しさがなくなってみじめなだけやからおとなしく家にひっこんどれや。」と思ってしまう人ですから、千代子にも特に魅力を感じないですね。この映画の千代子はまったく芸能界に固執しているようには見えないんですが、基本的に年とった女に魅力を感じないんでしょうね。<br />
<br />
　僕みたいなつまらない人間じゃなく、今の年取った千代子にも大女優のオーラなり何なりの魅力を感じることができる人は、きっと千代子に感情移入できるだろうから、この映画は面白いと思いますよ。なにせ彼女の回想シーンばかりの映画なので、彼女の感情の高ぶりに合わせて盛り上がることができると思います。僕は「この映像はしょせんは多少痴呆も入っとるババアの妄想や。」という冷めた気持ちで見てましたから、まったく盛り上がりませんでしたけど。そういえば僕は同じような理由で「タイタニック」にもまったく感動しませんでしたね。<br />
　<br />
　点数は★１ですね。ジブリのアニメやハリウッド映画が好きな人にはこんな破天荒な映画は絶対に受け入れられそうにないし、アニメオタクも間違いなく興味ない題材だろうし、僕のような思想を持った人間も面白さは感じないだろうし、かなり見る人を選ぶ映画です。男性よりは女性が見た方がいいかなというぐらいは分かるんですけど。<br />
<br />
　<br />
</font></p>
<font size="2"><hr />
<br />
<br />
＜千年女優　解説＞<br />
<br />
　映像製作会社社長・立花源也は、かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子の半生を振り返るドキュメンタリー制作を依頼された。千代子の大ファンだった立花は若いカメラマンを引き連れ、30年前に人気絶頂の中、忽然と姿を消し、以来公の場に現われなかった千代子の屋敷へ向かった。ようやく姿を現した千代子は、歳は老いても昔の清純な印象を残していた。そして、戸惑いながらも自らの人生を語り始めた。それは、女優になる前、女学生の頃に恋した名も知らぬ男性を、生涯をかけて追い求める壮大なラブ・ストーリーだった。 　</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/96</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%98/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC" />
    <published>2007-05-25T20:30:31+09:00</published> 
    <updated>2007-05-25T20:30:31+09:00</updated> 
    <category term="★８" label="★８" />
    <title>スケルトン・キー</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #99cc00" size="5"><strong>スケルトン・キー</strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>こんなにいい映画が劇場未公開なのはかわいそうですね</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"></font></strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r162055585L.jpg"><img alt="r162055585L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1191670577/" /></a>★★★★★★★★☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">監督／イアン・ソフトリー</font></p>
<p><font size="2">出演／ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ、ジョン・ハート</font></p>
<p><font size="2">　（２００５年・米）</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;</font></p>
<p><font size="2">&nbsp; 脳梗塞で倒れ全く身動きのできないベンとその妻のヴァイオレットが暮らす家に、主人公のキャロラインは住み込みの看護師として働くことになりました。しかし彼女は、昔その家で起こった惨劇や、古来から伝わる呪術「フードゥー」など、屋敷の恐ろしい秘密を目の当たりにしていきます。<br />
<br />
　ビデオ屋で借りるのがなくて適当に目についたから借りただけですし、日本では劇場未公開だったようなので、はっきり言ってまったく期待していなかったのですが、この映画は面白いです。登場人物も少ないし、話もほとんど屋敷の中で進むので、あんまり流行らなそうな地味な映画ですが、こんなにいい映画を劇場で公開しないというのはあまりにもかわいそうですね。実際に見たら、この映画は劇場でやっている大半の映画より優れているのは誰でも分かるんですけどね。ホラー映画としても、サスペンス映画としても、ケチのつけどころがないぐらいいい出来の作品です。<br />
<br />
　この映画は、急に大きな音を出したり、不意に何かが出てきたりなど、とにかくびっくりさせて怖がらせようとする出来の悪いホラー映画ではありません。それどころか「この映画は怖いよ」というアピールが終盤までほとんどないのです。しかし、登場人物の行動や屋敷の状況は見てて違和感のようなものは感じさせます。全身麻痺のために自分の感情を主人公に伝えることのできないベンの様子は、よけいこちらのもやもや感を増幅させます。<br />
<br />
　つまりラストまではけっこう淡々としていて面白くもないし怖くもないんですが、とにかくこの映画はラストが秀逸です。登場人物が少ないので誰が悪玉かはわかるし、描写が丁寧なのでだいたいの落としどころも読めるんですが、その読みのさらに上をいくラストです。僕はそれまでの登場人物達のセリフや行動を約３０秒間冷静に思い返し、やっとこのラストの真の意味がわかりました。本当に救いのない恐ろしいラストです。それまでに散りばめられていた数々の伏線の意味が理解でき、隠されていた一部の登場人物達の悪意や不気味さに戦慄させられるのです。<br />
<br />
　それまでのストーリー描写もかなり丁寧で、ラストもけっしてとっぴなものではないのに、予想はできないという、本当にサスペンスと名のつく映画はそれなりに見てきた僕でも唸らされるぐらいの緻密で奥の深い脚本です。主人公がヴァイオレットの顧問弁護士のルークと２人っきりで部屋にいた所に、突然ヴァイオレットが入って来て嫉妬するような表情をしてたので、ほんとにこいつは年がいもなくバカなババアだなあと思っていましたが、バカは僕でした。<br />
<br />
　映画全体に漂う雰囲気の作り方もうまいです。屋敷の古めかしい陰気な感じはもちろんのこと、奴隷制度やフードゥーなどの小道具がよけい映画を不気味なものにしています。主人公が友達と会っている時や弁護士の事務所の様子なんかがたまに映るのですが、それがこの映画の時代設定はあくまで現代だということをこちらに分からせて、よけい怖いです。そういえば主人公の友達は黒人です。これも初めはやっぱり違和感があるんですがちゃんと意味があります。<br />
<br />
　役者陣も頑張っています。ジーナ・ローランズの貫禄の演技はもちろんのこと、しょうもない映画にばっかり出ているという印象しかなかった主役のケイト・ハドソンも普通に良かったです。しかし１番印象に残ったのは弁護士ルークを演じていたピーター・サースガードという人ですね。僕はこの人あんまりよく知らなかったんですが、気持ち良くなるほどの陰湿な演技をしておりとても良かったです。<br />
<br />
　この映画の点数は★８ですかね。本当にいい映画なんですが、あえて難を言うならまとまりすぎていて、スケールが小さく見えるんですね。だから微妙な点数になってしまいました。いやもちろん同じぐらいの時期にきちんと日本の劇場でも公開され、同じようなジャンルで、同じぐらいスケールが小さい「ヴィレッジ」とかいうなまはげの映画よりはこの映画の方がよっぽどいいですよ。<br />
<br />
<br />
</font></p>
<hr />
<br />
<br />
<font size="2">＜スケルトン・キー　解説＞</font>
<p><font size="2">　老夫婦の住む屋敷に住み込みの看護師として働くことになった女性が、徐々に明らかになる屋敷の秘密を目の当たりにし、古呪術の恐怖に襲われるホラー・サスペンス。 </font></p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/95</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%94/%E3%82%A8%E3%83%89%EF%BD%94%EF%BD%96" />
    <published>2007-05-24T21:21:16+09:00</published> 
    <updated>2007-05-24T21:21:16+09:00</updated> 
    <category term="★４" label="★４" />
    <title>エドｔｖ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><strong><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99" size="5">エドｔｖ<br />
</font></strong></p>
<p><font size="4"><strong>刺激の少ない、小ぢんまりした印象の映画です。</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r081461721L.jpg"><img alt="r081461721L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1191241309/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★★★☆☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／ロン・ハワード</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;出演／マシュー・マコノヒー、ウディ・ハレルソン、ジェナ・エルフマン<br />
</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;（１９９８年・米）</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;<br />
</font><font size="2">　「トゥルーTV」は、ごく普通の人間の日常を２４時間映し続けるというドキュメンタリー番組を考えました。この番組の主役に選ばれた、それまではごく普通のレンタルビデオ屋の店員だった主人公のエドは、一躍人気者になります。しかし彼はプライバシーのない生活がだんだん嫌になっていきます。<br />
</font><font size="2"><br />
　この映画を見た人は誰もが指摘するでしょうし、僕も言わずにはおれないんですが、この映画は「トゥルーマン・ショー」という有名な映画にむちゃくちゃ似ています。違いといえば主人公が撮られてることを知っているか知らないかということだけで、着想はまったく同じですからね。しかし面白さでいうと、僕は「トゥルーマン・ショー」の方が断然面白いと思います。あっちは点数でいえば満点と言ってもいいぐらい好きですね。<br />
<br />
　テレビ業界やマスコミ、大衆等の描き方を見るに、「クイズ・ショウ」のようにただ単にそれらをバカにしたり皮肉ったりしているだけでないので、そのへんは「さすがロン・ハワード。視野が広いなあ。」とも思うんですが、いかんせんコメディ要素が強すぎて奥の深い映画とは到底思えず、ただの能天気なホームドラマに見えてしまいます。コメディといっても腹を抱えて笑うほどは面白くないですしね。まあこの映画に限らず、僕はアメリカのコメディ映画ではあまり笑いませんけど。<br />
<br />
　それに結局この映画は、「家族は大事だよ。」ということが一番言いたいんです。これはあまりにもありきたりすぎるテーマでしょう。そんなテーマの映画が見たいんだったらこんなマニアックな映画わざわざビデオ屋で借りないです。アメリカの娯楽大作にはそんなんいっぱいありますから。それに、僕は何だかんだいって「クイズ・ショウ」は嫌いではないですから、イントロダクションのイメージ通りのテレビ業界や大衆を批判する風刺性の強い映画にしてくれた方がよかったですね。まさかこういう軽いノリの映画だとは思いませんでした。<br />
<br />
　主人公の置かれている状況も「電波少年」レベルのスケールの小ささです。「トゥルーマン・ショー」のインパクトのある設定とは比べ物になりません。ストーリーも結局は様々な人間のたわいもない話の積み重ねです。ラストの展開もつまらないです。何も考えずにヒマつぶしに見るには向いていますが、「ああ、心に残る素晴らしい映画に出会いたいなあ。」と思っている人は絶対「トゥルーマン・ショー」や「クイズ・ショウ」を見た方がいいです。<br />
<br />
　ただ、決して出来の悪い映画ではないですよ。ＴＶの前の視聴者達や番組制作スタッフなど、さして重要でない登場人物のキャラクター付けなんかはしっかりできていますし、ＴＶカメラを通さない生身のエドには何の価値もないということの描写なんかもうまいことしています。それに表面上のコメディ要素にとらわれなければ、ストーリー展開を考えると奥が深い映画と言えないこともないです。<br />
<br />
　だから、僕はさっきも言ったように「トゥルーマン・ショー」の方が好きですが、作品としての出来を見たら正直そんなに負けていないと思います。しかし実際は人気でも評価でもかなり負けていますね。やはり、刺激が少なく小ぢんまりした映画という印象が強いんでしょう。<br />
<br />
　僕の点数は★４ぐらいですかね。微妙なところです。まあ、ほのぼのした後味の良い映画ですし、「クイズ・ショウ」と違ってＴＶ見るのが嫌になったりもしないので、誰が見ても★１とかは付けない、好き嫌いの分かれない映画だと思います。<br />
<br />
<br />
</font></p>
<font size="2"><hr />
<br />
<br />
＜エドｔｖ　解説＞<br />
<br />
&nbsp;　ケーブル・チャンネル&ldquo;トゥルーTV&rdquo;の視聴率は、放送開始以来2年間低迷状態にあった。崖っ淵に追い込まれた番組ディレクターのシンシアが起死回生のためにブチ上げた企画は&ldquo;台本、俳優、編集ナシ。主役はごく普通の人。24時間ぶっ通しで、その人の生活をカメラが追う&rdquo;というもの。選ばれたのは30過ぎのビデオショップ店員エド。番組は当たり、エドは1日にして人気者となるが&hellip;&hellip;。「身代金」のロン・ハワード監督がテレビの持つ恐ろしさを描いたコミカル・ドラマ。 </font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/94</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%91/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF" />
    <published>2007-05-23T22:49:31+09:00</published> 
    <updated>2007-05-23T22:49:31+09:00</updated> 
    <category term="★１" label="★１" />
    <title>夜のピクニック</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99" size="5"><strong><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">夜のピクニック</font></font><br />
</strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>原作もつまらんし、映画としてもまるでダメです。</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/c100740371_l.jpg"><img alt="c100740371_l.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1191160200/" /></a>&nbsp;</font></strong>★☆☆☆☆☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／長澤雅彦</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;出演／多部未華子、石田卓也、郭智博</font></p>
<p><font size="2">　（２００６年・日）</font></p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="2"><font face="Arial">　主人公達の高校で昔から行われている伝統行事「歩行祭」の様子を描いた話です。主人公の甲田貴子はこの行事をきっかけに、普段は気まずくて一度も話したことのない同じ学年にいる異母兄弟の西脇融に話し掛けようという思いを抱いていました。<br />
<br />
　この映画の主人公の貴子と西脇は異母兄弟なんですが、このことはそんなに重たく受け止めなければならない事実なんでしょうかね。僕だったら異母兄弟がいても「まあ、世の中こういうこともあるだろう。」とさらりと受け流すと思うんですけどね。そりゃ多少はそいつとは気まずいけれども、少なくともこの映画の二人のように、まったく口もきかないほど相手を強く意識する関係にはならないですよ。愛人の子は汚らわしいとかまったく思わないですし、僕だったらどちらの立場でも負い目や罪の意識、相手に対する憎しみなんかはまったくもたないと断言できます。<br />
<br />
　そういうわけでこの映画は間違いなく貴子と西脇の関係がメインのストーリーなのに、二人にまったく感情移入できないから、最初から最後まで見てて何も面白くなかったですね。「ふーん。こんなしょうもないことを延々と描いた映画なんだな。」という感想しかありませんでした。<br />
　<br />
　貴子と西脇以外のクラスメイトも典型的なステレオタイプの人間ばかりですからね。恋愛のことしか考えていない内堀、ちょっと大人びたイイ奴キャラの戸田、マンガチックなノリの梨香、柄本明の息子が演じるお調子者の高見、全員薄っぺらいキャラばかりでまったく好きになれないです。高見と内堀が意気投合するベタベタな展開なんかは、「一生やっとけ！ボケ！」と思いましたね。特に高見については、「コイツを演じてる柄本明の息子は、こんなブサイクなツラして何で若い頃からそれなりに売れとるんや。本人はオーディションとかで合格するのは自分の演技力のたまものやと思とるんやろな～。１２０％親の力やのに。」と見ててまったく映画に関係ないことまで考えてしまうので、一番ウザかったです。<br />
<br />
　まあ、こんなにつまらない映画だということは、原作もつまらんのでしょうね。原作は全国の書店員が選ぶという本屋大賞という賞を受賞したらしいのですが、この映画を見て本屋大賞という賞が実にしょうもない賞だということがわかって勉強になりました。全国の書店員が選ぶといったって、本当に全国の店員全員にアンケートをとったわけではないでしょう。それにみんなが同じ数の同じ本を読まないとこんなアンケートは意味ないですしね。雑誌などの読者が選ぶ映画ランキングでも上位はベタなハリウッド大作ばかりですし。<br />
<br />
　もちろん、この映画は映画としてもまるでダメですよ。たまにこういうメリハリのないもっちゃりとした感じの映画に当たってしまうんですが、原因は監督に映画を作る才能がないからですね。場面場面をうまいこと繋げたり、ある場面を盛り上げていわゆる見せ場を作るといったことができないんです。僕はこの映画の主人公の２人に感情移入できないと先ほど言いましたが、２人の関係の見せ方を工夫したらちょっとは面白くなるはずなんです。しかしこの監督はあまりにも見せ方に芸がない。素人以下ですね。僕はこの監督の作品は初めて見ましたが、もう２度と見ません。<br />
<br />
　この映画は★１ですね。この１点の源である僕がこの映画で唯一いいなと思ったところは、貴子が普段は同じクラスの友達と仲良さそうに歩いているのに、休憩時間になるとちゃっかりもっと仲良い他のクラスの女の子のところに行くところですね。人の情の薄さにグッときましたよ。それ以外のところでは登場人物達はクサいセリフや行動に終始するので、このシーンが逆に新鮮でした。<br />
<br />
　この映画で貴子を演じている多部未華子はけっこう有名なので期待していたんですが、演技は全然上手くないですね。「目つきが悪いなあ。」という印象しか抱きませんでした。あの目つきで思春期特有の複雑な感情を表現したいんでしょうが、「表現したいんだろうなあ。」ということしか伝わってきませんでした。容姿もそんなに良くないですし、こういう女優を「存在感がある。」とか根拠のない理由でもてはやしたらダメです。石田卓也もただの愛想の悪い表情の無い男に見えました。まあ、これぐらいキャリアの浅い役者の演技のダメさは監督の稚拙な演技指導のせいも多分にありますけど。ちょっとは「誰も知らない」の是枝監督を見習ってほしいですね。<br />
<br />
　</font><font face="Arial"><br />
</font></font></p>
<font face="Arial" size="2"><hr />
<br />
<br />
＜夜のピクニック　解説＞<br />
<br />
</font><font face="Arial" size="2">　全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名ベストセラー小説を映画化した青春ドラマ。24時間かけて80キロを歩く学校行事を通し、高校生の友情や葛藤を描いたのは、『ココニイルコト』『青空のゆくえ』の長澤雅彦監督。出演は『HINOKIO ヒノキオ』の多部未華子、『蝉しぐれ』の石田卓也、『花とアリス』の郭智博など、期待の若手俳優たちが顔をそろえた。ひたすら歩き続ける中で自分と向き合い、成長していく彼らの姿が清々しい。<br />
　高校生活最後の伝統行事「歩行祭」を迎える甲田貴子（多部未華子）は、一度も話したことのないクラスメイト西脇融（石田卓也）に話しかけようと考えていた。2人は異母兄妹の間柄で、そのことは誰にもいえない秘密だった。一方、融も貴子を意識しながらも近づくことができず、事情を知らない友人たちが勘違いして、告白するようけしかける。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/93</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%92/%E9%9B%B2%E3%81%AE%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%81%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80" />
    <published>2007-05-22T00:20:06+09:00</published> 
    <updated>2007-05-22T00:20:06+09:00</updated> 
    <category term="★２" label="★２" />
    <title>雲のむこう、約束の場所</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><strong><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffff">雲のむこう、約束の場所</font><br />
</font></font></strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>この監督にはこういうＳＦチックな映画は向いていない。</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r081998412L.jpg"><img alt="r081998412L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1189265100/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★☆☆☆☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／新海誠</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;声の出演／吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香<br />
</font></p>
<p><font size="2">　　　　　　　　　　&nbsp;（２００４年・日）<br />
<br />
　戦後、日本は南北に分断され、藤沢ヒロキと白川タクヤは米軍統治下の青森で暮らしていました。ユニオン占領下の北海道には、謎の巨大な塔が建っていました。ヒロキとタクヤはいつかこの塔まで飛んでいこうと、２人で飛行機を組み立てていました。<br />
<br />
　この映画も新海誠という監督が前作の「ほしのこえ」と同じく、原作・脚本・監督・撮影・美術といろいろがんばっています。たしかこの監督の前作の「ほしのこえ」は、ほとんど１人で映画を作ったということに意味があるということで、ストーリーがイマイチでも僕はこのブログで★４をつけたと思います。しかし今回は１人で作ったということにあまり意味はないです。「ほしのこえ」がそこそこヒットして名声を得て、間違いなく製作費は前作より増えていると思いますからね。吉岡秀隆や萩原聖人を声優に使っているぐらいですし。この段階で色々な仕事を１人で頑張っても、ただのナルシストにしか見えません。どんな仕事でもそうですが、「他人を信頼して仕事を任せる」ということも大事なことですからね。<br />
<br />
　映画の雰囲気は前作とそんなに変わっていません。相変わらず登場人物は少ないですし、おそろしく小さな世界での出来事のように見えます。前作と違って今回の映画は背景となる世界自体もそれなりに描こうとしているのはわかるし、登場人物も多少は増えているんですが、主人公達は過去の自分達の美しい思い出にひたっていばかりで、まったく現実世界に溶け込んでいません。いつまでも思春期の少年少女のような彼らと、世界の終わりがどうたらこうたらというＳＦチックな世界がどうにも結びついてこないです。<br />
<br />
　見てるこっちは中高一貫の男子校におって爽やかな青春時代の思い出などまるでない３０の仕事に疲れたオッサンですからね。そりゃきついですよ。「もうええでそんなん、おまえはいつまで子どもやねん。いいかげん現実を見つめろ！」とずっと怒っていましたね。背景となる世界観やストーリー展開のリアリティのなさはつっこむつもりはありませんが、こんなジュブナイル小説の登場人物のようなキャラクターだけは許せなかったですね。<br />
<br />
　ヒロインも前作の「ほしのこえ」と同じく、心に汚い部分のまったくない、男から見たらまさに理想の女性です。ちょっとオタクっぽい映画に出てくる女の子はこうでないといけないという暗黙のルールがあるのでしょうか。もちろんそういう男寄りの女性の描き方を完全に否定するわけではないですが、そんな女の子が出てくる映画は万人に受け入れる作品には決してなりえないですね。たぶん女が見たら怒ると思いますから。<br />
<br />
　新海誠が才能がないわけではないんですよ。今回の映画もＳＦチックな設定でなく本当に日常生活の小さな一コマを描いただけだったら、僕の評価ももっと上がっていたと思います。「ほしのこえ」のＤＶＤに入っていた「彼女と彼女の猫」という作品は僕の中では評価が高いですし。この人の作品は叙情性が高く見てて非常に爽やかな気分になります。そこに良さがあるのですから、戦争だの世界の終わりだの軍隊だのといった題材とは相容れないと思います。<br />
<br />
　絵は相変わらず美しいです。田舎の駅や草原のカットは本当に素晴らしかった。ただ、飛行機が飛ぶシーンとかの迫力はまるでなかったですね。「あれ、もう飛んだんや。」といった感じです。一般的なＳＦアドベンチャーだったらここが一番ストーリー的にも画的にも盛り上がるところなんですけどね。本当にこの人はこういう話に向いていません。<br />
<br />
　点数は★２とします。★４、★２とこの監督の映画の点数は僕のブログでは低迷気味ですが、僕はまだまだこの人を見捨ててはいません。違った題材の映画を撮るならばまた見ると思います。<br />
<br />
<br />
<hr />
<br />
<br />
＜雲の向こう、約束の場所　解説＞<br />
<br />
　フルデジタル作品『ほしのこえ』でデビューし、国内外から高い評価を得た新海誠監督が前作同様、原作・脚本・監督・撮影・美術を自らが手がけたアニメーション。日本が南北に分断され、青森が米軍の統治下に置かれるという設定で展開される青春物語。声優陣は吉岡秀隆をはじめ「冬のソナタ」でぺ・ヨンジュンの声を担当した萩原聖人など演技派ぞろい。空間の広がりを感じるアニメーションとオリジナリティあふれる設定に注目。<br />
<br />
日本は戦争により南北に分断されていた。米軍の統治下にあった青森に住む藤沢ヒロキと白川タクヤには夢があった。それは津軽海峡を走る国境線の先にある巨大な塔まで、小型飛行機で飛ぶことだった。そんなある日、2人のあこがれていた沢渡サユリが突然転校することに&hellip;&hellip;。 <br />
　</font></p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/92</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%92/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC" />
    <published>2007-05-21T18:00:30+09:00</published> 
    <updated>2007-05-21T18:00:30+09:00</updated> 
    <category term="★２" label="★２" />
    <title>ブレイブ　ストーリー</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><strong><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff">ブレイブ　ストーリー<br />
</font></font></strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>主人公達の安い絆と最後のワタルの決断が結びつかない</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r082099640L.jpg"><img alt="r082099640L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1188378395/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★☆☆☆☆☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／千明孝一</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;声の出演／松たか子、大泉洋、常磐貴子<br />
</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;（２００６年・日）</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;</font><font size="2">　<br />
　主人公のワタルは一般家庭に生まれた平凡な少年ですが、ある日、父親が家を出て行き、母親はそのショックで倒れてしまいます。自分の不幸な運命が嫌になったワタルは、運命を変えるため、異世界への扉を開きます。同じようにその扉を開いた少年がもう１人います。それは転校生のミツルでした。<br />
<br />
　この映画がダメな映画であることは言うまでもないと思います。こんな典型的なハズレ映画に当たって時間をムダにして、僕が運命の扉を開けたいぐらいです。ジブリの映画でよくあるような幻想世界の話ですね。フジテレビの人たちはこの映画の原作を見つけて、「よしこれだ！これならジブリ並みに当たるだろう！」と思ったんでしょう。そういう思いだけはひしひしと伝わってきます。<br />
<br />
　予期せぬ出会いと不思議な世界というのはストーリーを描くうえではかっこうの題材ですが、この映画を作った人たちには物語をはぐくもうという気はまるでないんでしょう。この映画のプロデューサーである亀山千広の育ったテレビの世界は数字とってナンボですからね。こんなに作品として成り立っていない映画でも、宣伝をバカスカやって客さえ入ればそれでいいと思ったから世に出したのでしょう。あからさまに客寄せな声優陣の顔ぶれと、主人公のワタルよりも絵的にも人物的にも丁寧に描かれているミツルという美少年キャラがその証拠です。<br />
<br />
　物語として成立していないので、きちんと最初から見てもラストのワタルの決断はまるっきり理解できませんでした。「何やお前現世の自分の運命があまりにも過酷すぎて耐えられへんからこの世界に来たんちゃうんかい。何でそないなこと言うねん。ただ単にきれいなラストにして見てる俺らを感動させたいだけかい。お前はこの映画のプロデューサーか！」とちょっとブチ切れたぐらいです。<br />
<br />
　ワタルが「幻世」をむちゃくちゃにして自分だけ幸せになる結末だったら僕はこの映画に★６はつけるんですけどね。登場人物たちの心のつながりや主人公の精神的な成長がほとんど描かれていないんですから、その結末が自然でしょう。唯一描かれているっぽいところが途中挿入歌が流れるシーンですが、しょせん歌一曲分の尺です。この映画の主人公達はかなり薄っぺらい絆でつながっていますね。<br />
<br />
　彼らが一応は絆を深めているような絵が紙芝居のように続けざまに出てきますが、こんな予告編みたいなのを見せられてもげんなりするだけです。挿入歌も気が抜けるような歌ですからね。「Aqua　Timez」という「１９」と「１７５Rを足して２で割ったようなバンドの歌ですが、純粋に歌が下手だし、歌詞も中学生にはギリギリ通用するかなというレベルです。<br />
<br />
　まあ、「他人を犠牲にしてまで自分の欲しいものを手に入れてはならない」ということを子どもに教えるのには多少は効果があるんじゃないでしょうか。僕も勇者の剣にはめる５つの宝石をワタルが簡単に集めるさまを見ていて、ここまで順調に物事が運ぶ人間だったら他人を犠牲にしてはいけないなあ、と思いました。　<br />
<br />
　この映画の点数は★２ぐらいですかね。さすが日本のアニメの絵のレベルはすごいです。こんな最低なストーリーの映画でも僕が★２もつけるぐらいですから。実写映画だったら間違いなく★０です。<br />
<br />
<br />
</font><hr />
<br />
<br />
＜ブレイブ&nbsp; ストーリー　解説＞<br />
<br />
<br />
<font size="2">　宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジー。不幸のどん底に突き落とされた少年ワタルが、運命を変えるために飛び込んだ異世界での冒険を描く。TVシリーズ『青の6号』などで知られる日本最先端の映像制作スタジオ、GONZOが映像を手掛ける。主人公・ワタルの声を務めるのは女優・松たか子。そのほか、大泉洋、常盤貴子といった豪華な顔ぶれが声優として参加している。広大なファンタジーの世界と、ストーリーに内包される普遍的なメッセージが心を引く。<br />
　どこにでもいる平凡な小学5年生のワタルは、父親の家出と母親の自殺未遂を機に不幸のどん底に突き落とされてしまう。あまりにもつらい自分の運命を変えたい気持ちに駆られたワタルは、転校生のミツルに教えてもらった&ldquo;運命を変える扉&rdquo;を開け、ありとあらゆる冒険が待つ幻界へ飛び込むが&hellip;&hellip;。&nbsp;</font><br />
&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/91</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%99/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88" />
    <published>2007-05-20T19:02:13+09:00</published> 
    <updated>2007-05-20T19:02:13+09:00</updated> 
    <category term="★９" label="★９" />
    <title>バタフライ・エフェクト</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc99"><strong><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #99ccff"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ccffcc">バタフライ・エフェクト</font><br />
</font></font></strong></font></p>
<p><font size="4"><strong>人間ドラマとして主人公の成長をきちんと描いています。</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r167458307L.jpg"><img alt="r167458307L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1188208639/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★★★★★★★★☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;出演／アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、<br />
　　　　&nbsp; ウィリアム・リー・スコット<br />
</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;（２００４年・米）<br />
</font><br />
<font size="2">　一時的なブラックアウトにたびたび陥る主人公のエヴァンは、ある日、自分のつけている日記を読み上げることで、記憶が抜け落ちているその時に舞い戻り、過去を変えることができるという力に気づきます。彼はその力で、悲惨な人生を送りあげくに自殺した幼なじみのケイリーを救おうとします。<br />
</font><br />
　<font size="2">この映画は文句なしに面白いです。大きな賞レースに参加したわけでもないし、キネマ旬報の評価も低いですけど。あまり作品としての重みを感じさせない映画だからでしょうね。これはこれで脚本もかなり丁寧に作りこまれていると思いますし、中途半端な出来で重苦しいテーマの史実物やドキュメンタリーを見るよりはこういう娯楽作を見た方がよっぽど心にも身体にもいいと思うんですけどね。<br />
<br />
　僕は元々タイムスリップやブラックアウトを題材にした映画が好きですし、「もしあの時違う決断をしていたら、どんな人生になっていただろう？あの時に戻って人生をやり直したいなあ。」という思いも人より強い、こういう映画を見るのにまさにうってつけの人材です。だからかなり期待して見たんですが、期待を裏切られなくてよかったです。<br />
<br />
　ちょっと前に見た「ドニー・ダーコ」も同じようなタイムスリップ物でしたが、あっちは難解すぎて僕の頭ではついていけませんでした。この映画は面倒な理屈抜きに人間ドラマとして充分楽しめます。主人公が時間軸を行ったり来たりするんですが、決して構成は難解ではなくストーリーを追うのに苦労しません。そしてストーリーも最初から最後までスリリングな展開で見てて飽きないです。<br />
<br />
　そして何よりもこの映画の最も素晴らしいのは主人公の最後の決断ですね。主人公は何回も過去に行って未来を変えるために頑張るんですが、何回やっても上手くいかなくて泥沼状態になり、彼自身と彼の大事に思っている人達がみんな幸せになる未来なんて存在しないことを知ります。そして彼はある決断をするんです。この決断がこれ以上ないぐらい悲しくて切ないんですが、達成感も伴う決断なんです。僕が先ほどこの映画を「人間ドラマ」として面白いと言ったのは、そういうところからです。主人公の成長をきちんと描いていると思いますよ。<br />
<br />
　それにこの映画の大きなテーマの１つは初恋ですしね。初恋ほどほろ苦いものはないです。だから主人公にも自然に感情移入できます。<br />
<br />
　しかし、ケチをつけるところがないわけではないです。まず、ＤＶＤに入っている２つの別エンディングです。前に別の映画の感想で言いましたが映画を１つの作品として捉えるにあたってこういう特典は非常にうっとうしいです。おまけにこの２つのエンディングの出来がとんでもなく悪いですからね。こんなしょうもないエンディングはずっと封印しとけと言いたいです。<br />
<br />
　あと、主人公がたくさん生み出したパラレルワールドはどうなったんだという疑問が残ります。僕がリスペクトする藤子・Ｆ・不二雄先生の作品「のび太の魔界大冒険」では、魔法に憧れるのび太がもしもボックスという道具で魔法の使える世界を生み出してしまうんですが、その世界は魔王は出るわ魔物は出るわのとんでもない世界で、おまけにもしもボックスはママが粗大ゴミに出してしまい元の世界にも戻れないという窮地に立たされます。そんなのび太たちの所にドラミちゃんが助けにきて、もしもボックスを出し、さあ元の世界に戻れる、万事解決かな、と思わせます。しかしドラミちゃんの「魔法世界は魔法世界でパラレルワールドとなり元の世界とは別々に事が進む。」という説明を聞いたのび太たちは、「魔法世界の人々は魔物の脅威にさらされ続ける。それでは真の解決にならない。」という思いから再び魔法世界に向かうのです。<br />
<br />
　どちらの作品の主人公の行動がより納得できるかは言うまでもないと思います。まあ、この映画がダメというわけではないんですけどね。何回も過去に戻って未来を変える行為なんて倫理的に良くないというのはこの映画の主人公も分かっていることだと思いますし。「のび太の魔界大冒険」よりは、ちょっと胸にもやもやが残るかなというぐらいです。点数は★９とします。それも限りなく満点に近い★９です。<br />
<br />
<br />
</font></p>
<hr />
<br />
<br />
＜バタフライ・エフェクト　解説＞<br />
<br />
　過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー。『ジャスト・マリッジ』のアシュトン・カッチャー主演作。共演は『ラットレース』のエイミー・スマート。ノンストップで繰り広げられるストーリー展開と驚愕のラストは必見。<br />
　幼い頃、ケイリー（エイミー・スマート）のもとを去るとき、エヴァン（アシュトン・カッチャー）は、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。&nbsp;<br />
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>yasuou.blog.shinobi.jp://entry/90</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yasuou.blog.shinobi.jp/%E2%98%85%EF%BC%96/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%A9" />
    <published>2007-05-19T21:53:29+09:00</published> 
    <updated>2007-05-19T21:53:29+09:00</updated> 
    <category term="★６" label="★６" />
    <title>ショコラ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><strong><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffcc00" size="5">ショコラ<br />
</font></strong></p>
<p><font size="4"><strong>女性にとっては素敵な映画なんでしょう。</strong></font></p>
<p><font size="5"><strong><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/9241384f.jpeg"><font style="BACKGROUND-COLOR: #339966"><strong></strong></font></a></strong></font></p>
<p><font size="5"><font style="BACKGROUND-COLOR: #ffffff" size="2"><font size="4"><strong><font size="3"><a target="_blank" href="//yasuou.blog.shinobi.jp/File/r081561306L.jpg"><img alt="r081561306L.jpg" align="left" border="0" src="//yasuou.blog.shinobi.jp/Img/1186059460/" /></a>&nbsp;</font></strong>★★★★★★☆☆☆☆</font>　</font></font></p>
<p><font size="2">&nbsp;監督／ラッセ・ハルストレム</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;出演／ジュリエット・ビノシュ 、ヴィクトワール・ティヴィソル、<br />
　　　　&nbsp; ジョニー・デップ<br />
</font></p>
<p><font size="2">&nbsp;（２０００年・米）<br />
<br />
　あるフランスの小さな村の話です。この村は代々村長を務めるレノ伯爵家のもと、カトリックの厳粛な戒律と因習に縛られており、ある種の閉塞感が漂っていました。そんな村に、謎めいた女性ヴィアンヌとその娘アヌークが引っ越してきてチョコレート店を開きます。初めはいい顔をしていなかった村人達も、ヴィアンヌの作るチョコレートのおいしさに魅了され、だんだんヴィアンヌに心を開いていきます。村の雰囲気も明るくなっていくのですが、レノ伯爵だけは、このチョコレート店をこころよく思っていませんでした。そんなある日、村の川辺にジプシーの一団がやって来ます。<br />
<br />
　大御所ハルストレムの映画なだけあって、きっちりと仕上がった映画だとは思います。しかし、どうにもこうにも食い足りない印象ですね。まあ、１００％言えることは、この映画が女性向きの映画だということでしょう。美しい村の風景、上品な音楽、おとぎ話のようなストーリー、おいしそうなチョコレートと、女性が好みそうな要素が目白押しな映画です。きっと女性にとっては「素敵な」映画なのでしょう。ちなみに僕の嫁はんもこの映画の評価はかなり高かったです。<br />
<br />
　登場人物も、主人公のヴィアンヌをはじめとした女性陣はみな生き生きと輝いているのですが、男性陣は情けない奴ばっかりです。唯一のまともな男であるジプシーのルーも、特に魅力的には見えませんですしね。というかこのルーは別に出てこなくてもいいような気がしますよ。こいつが出てくるおかげでこの映画はラブ・ストーリーの要素も加わってくるのですが、そんな要素はこの映画ではいらんかったような気がしますし。<br />
<br />
　演じるジョニー・デップも、この映画では普通のそのへんにいるような顔がかっこいいだけの俳優に見えました。いやたしかにこの人はかっこいいですけど、この役では彼の本当の俳優としての魅力が出せていないような気がしますね。彼はすごく好きな俳優なので非常に残念です。対照的にジュリエット・ビノシュの演技はすごく良かったんですけどね。演技力うんぬんではなく、キャラクターがしっかりと息づいていたような気がします。<br />
<br />
　そういうわけで、男の僕からしたらどう考えてもこの映画はアカデミー賞にノミネートされるような映画には見えませんでした。この映画の大きなテーマとして「ルール」と「定住と放浪」があると思いますが、この監督は「サイダーハウス・ルール」と「ギルバート・グレイプ」でこの２つのテーマはすでに描いているじゃないですか。どうしてまた同じようなテーマの映画を作ったのでしょう。おまけに「サイダーハウス・ルール」と「ギルバート・グレイプ」の方が、この映画よりもいい映画だと思いますし。<br />
<br />
　そして、これは誰でも違和感を感じることだと思うんですが、フランスの小さな村が舞台なのに、登場人物はみんな英語を話します。これは減点対象でしょう。アメリカ・フランス合作にして、フランスの俳優を使えば済む話だと思うんですけどね。<br />
<br />
　点数は★６ぐらいですかね。文句しか言ってないんですけど、ただのチョコレートのような甘い話で終わっていないというのはさすがハルストレムだなあと思います。これ以上ないぐらいのハッピーエンドなんですが、ほろ苦い余韻が残ります。それはやはりヴィアンヌを始めとした登場人物の持つ光の部分と影の部分をきっちりと描いているからでしょう。<br />
<br />
　あと、僕はチョコレートは毎日食べるぐらい大好きですしね。この映画ではチョコレートが万能アイテムとして出てくるのがいいですね。これがチーズだったら僕はこの映画を見ていないでしょう。　<br />
<br />
</font><font size="2"><br />
<hr />
<br />
<br />
＜ショコラ　解説＞<br />
<br />
<br />
　 「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督がジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ主演で描く愛のファンタジー。古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていくのだが&hellip;&hellip;。&nbsp;&nbsp;</font></p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>ヤスオー</name>
        </author>
  </entry>
</feed>