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ヤスオーのシネマ坊主
あるお方の『シネマ坊主』のパクリです。
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ファイナル・デスティネーション

エンディングを2つ用意することだけはやめてほしい。

r081515282L.jpg ★★★☆☆☆☆☆☆☆

 監督/ジェームズ・ウォン

 出演/デヴォン・サワ 、アリ・ラーター、カー・スミス                   

 (2000年・米)

  

 この映画は、修学旅行で飛行機に乗った時に、凄惨な大事故の夢を見て大騒ぎし、飛行機から降ろされた主人公のアレックスと、そのドタバタの中で一緒に飛行機を降りることになった先生とクラスメイト達の話です。実際に飛行機はその後アレックスの夢のとおりに爆走・炎上したため、彼らは九死に一生を得たのですが、どうやら彼らはその飛行機事故で死ぬ運命であり、その運命からは決して逃れられないらしく、その後普通に日常生活を送っていてもありえないくらい不運なことが起き、次々と死んでいきます。

 僕は運命論者ではないんですが、あまり他の映画では見たことないような設定だし、アイデアという点ではいいと思います。この映画は続編が作られているようなんですが、たぶん目新しいアイデアが受けたのでしょう。

 しかし、運命という強大なものに逆らうことがテーマのわりに、この映画は全体的に軽いノリです。僕が今まで見た映画では、「スクリーム」や「ワイルドシングス」に似ていますね。

 けっこう意表をついた死に方が多いので、「おっ、こいつこんな死に方しおった。」とかびっくりしたり、死にゆく運命の人達の中で次に誰が死ぬかハラハラドキドキして楽しむんでしょうけど、僕はどっか引いて見てしまっていましたね。

 完璧に好き嫌いの問題でしょう。僕は「スクリーム」や「ワイルドシングス」も好きじゃないですし。僕はこの映画だったら、「どうしたら死なないですむのか。」と奮闘するよりも、「どういう原因でこういう運命になったのか。」を突き止めていく展開の方が良かったですね。これはこれでいいんでしょうけど、どうにもストーリーがシンプルすぎて好きになれない。

 ラストも、「何じゃこりゃ!」と思いましたね。あっけなさすぎるでしょ。軽いノリの映画だからこういうラストでいいんですかね。よく分からないです。

 しかし、DVDに特典映像としてもう一つのエンディングを入れるのだけは絶対にやめてほしい。映画というものは一つの作品ですから、エンディングは一つでしょう。もちろん、特典映像で監督が話してたとおり、はじめのエンディングが試写会で評判が悪くて変えたのだから、特典映像としてついているエンディングはあくまでおまけみたいなもので、本編とは関係ないという解釈をすればいいと思います。ですが、この映画を一つの作品として捉えるにあたって、やっぱりもう一つのエンディングが邪魔で、非常にまぎらわしい存在です。

 というわけで、この映画の僕の評価はかなり低いです。★3としときましょう。映像なんかも安っぽいですしね。飛行機事故のシーンだけはなかなか迫力がありましたけど。





<ファイナル・デスティネーション 解説> 

 クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発……。それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直前で、あまりの恐怖にアレックスは“この飛行機は爆発する!”と叫びパニックに。結局、アレックスとその混乱に巻き込まれた6人を残して離陸した飛行機は実際に爆発してしまう……。運良く生き残った7人だったが、やがて彼らは次々に怪死を遂げていく……。

 

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