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ヤスオーのシネマ坊主
あるお方の『シネマ坊主』のパクリです。
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ミッション:インポッシブル

あまりにもトム・クルーズがいいとこ取りしすぎています。

r087181119L.jpg ★★★★☆☆☆☆☆☆ 

 監督/ブライアン・デ・パルマ

 出演/トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール

 (1996年・米)

 
 スパイ組織IMFのリーダーであるジム・フェルプスの元に指令が入ります。その任務とは、東欧に潜入しているCIA情報員の名前が記されたリストを盗んだ大使館員と情報の買い手を捕らえることです。イーサン・ハントをはじめとしたIMFのメンバーはその任務にとりかかったのですが、何者かの裏切りによって彼らの動きは筒抜けになっていて、イーサン以外のメンバーは次々に殺されていきます。おまけに、イーサン自身に裏切り者の容疑がかけられてしまいます。アジトに戻ったイーサンは、自分と同じく難を逃れたクレアと合流し、本当の裏切り者を捜すために新たな作戦を開始します。
 
 「ターミネーター」を見た時も感じたことなんですが、こんな超有名な作品を今さら見るなんて、つくづく自分はアクション映画は好きじゃないんだなあと思いますね。たしか「ターミネーター」の評価が★6だったと思います。この映画は「ターミネーター」よりも面白くなかったので、★4ぐらいにしときます。両方とも世間の評価に比べてかなり低いと思いますね。

 僕はトム・クルーズは嫌いではないんですが、この映画ではここまで1人でいいとこ取りはしてほしくなかったですね。いいとこ取りが彼の持ち味なのはわかっているんですが、スパイ組織の話なんですから、それぞれに特殊な技能を持った個性のあるスパイ達が、力を合わせて難しい任務に取り組む話の方が絶対に面白いと思うんですけどね。

 「ターミネーター」もシュワルツェネッガーがかなりおいしい役をしているんですが、それはジェームズ・キャメロン監督が彼の良さを引き出したからであって、この映画はトム・クルーズがプロデューサーをしている作品だから、監督もトム・クルーズが決められるぐらいの権限があるでしょう。そんな映画で自分でおいしいところを全部持っていくというのはあまりにも謙虚さがなさすぎですよ。開始早々他のメンバーを全滅させるという強引なやり口ですからね。そのぶんこの映画は「ターミネーター」に比べて★が2つも下がりました。途中から一応ジャン・レノら2名ほど他の仲間が出てきますが、彼らにもおいしい所はまったくありません。

 とは言っても、つまらない映画ではないです。見せ場が上手い具合に散らばせてある飽きさせない作りだし、全体のテンポも良いです。しかしブライアン・デ・パルマが監督だし、「誰が真犯人なんだ?」というサスペンス要素も僕は期待していたので、そのへんはちょっと期待外れでしたね。いやサスペンス要素がないわけじゃないんです。ストーリーも一応二転三転しますし、どんでん返しのようなものもあるし。だけどどこか薄っぺらく感じて、物足りないです。やはりこの映画は派手なアクションシーンが売りの娯楽大作です。何も期待せずに見ればそれなりに楽しめると思いますよ。

 ただ、この映画は公開してから10年以上経っているから、今見たらアクションシーンは派手どころかむしろショボいんですけどね。しかし今でいう「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのようにこの映画も公開時はかなり話題になっていたし、その時代では最先端であった撮影技術を使っていたんでしょう。旬の時期にちゃんと見ていなかった僕が悪いと思います。

 しかし、イーサンがCIAに侵入した際、床の高感度のセンサーに探知されないように彼が宙吊りの状態でコンピューターを操作し、データを盗むシーンなんかは緊迫感があって良かったですよ。床のセンサーはコップについた水滴が落ちても見逃さないぐらいスキがないですからね。上で支えているジャン・レノ演じるクリーガーがナイフを落としかけた時は声が出そうになりましたよ。

 この映画はそのシーンと、最後の電車の上でのアクションシーンが見どころですね。その2つのシーンが強く印象に残っています。宙吊りのシーンもこんなに長時間クリーガー1人でイーサンを支えれるわけないだろと思いましたが、最後のアクションシーンはさらに無理がある展開になっています。しかし、迫力はありましたよ。何せヘリコプターがトンネルに入っていきますから。





<ミッション:インポッシブル 解説>

 
 往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化。東欧で展開されたスパイ組織IMFの作戦は情報漏れのために失敗に終わる。多くの仲間を失ったイーサンは、これがIMF内の裏切者を見つけ出すための作戦だと言うことを知るが、その疑いは自分にかかっていた。真実を暴くために、死んだリーダー、ジム・フェルプスの妻クレアと連絡を取るイーサン。彼は、元CIAのクリーガーと天才ハッカーのルーサーを新たなメンバーに加え、大胆不敵にもCIA本部への潜入を試みる……。
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